1 序章~プロローグ~

無限に広がる大宇宙・・・。のお話ではなく、全国で一番地味な町と言われている、栃木県市貝町(いちかいまち)のお話。

ある日、自然と地元(市貝町)を愛する、1人の男が、サシバの里「市貝町」の魅力をみんなに伝えようと、ご当地ヒーローに変身して活動してみた!

 

しかし・・・鳴かず飛ばず・・・、そして落ちた・・・・。

 

そんな失意のズンドコの男が、地元の自然を眺めていると、突然、目の前に、まぁるくて、それはそれはかわいらしい、ずんぐりむっくり、鷹のようなそうでないようなものがあらわれ男にこういった・・・・。

 

「ごぉら!お前には、市貝町の魅力を伝え、守る使命があるのだ!!ちょっと失敗したぐらいで落ち込んでいる場合ではない!!気合を入れなおして、一からやりなおせ!!」

 

悪魔に脅迫されたように、男は声を震わせながら「は、はい!がんばります!!」と答えた。

 

それを聞いた、それはそれは、まぁるくてかわいらしい、ずんぐりむっくりで、鷹のようなそうでないようなものは不敵な笑みを浮かべ「その意気じゃ、市貝町をよろしくたのむぞ」といって、肩からかけているバッグのような中から、ひとつの卵を男にさしだした。

 

男がその卵を掴んだ瞬間、男は光につつまれ、その身体は、地味なジャージに包まれたのであった。

 

気がつくと、目のまえには、それはそれはかわいらしぃ・・・・・(略)の姿はなくなっていた。

 

どこからともなく、それはそれはかわ・・・(略)の声が聞こえる 「市貝町の自然と未来をたのむぞ!私は、お前の活躍をそって見守っておるぞ!私の名前は・・・   」すぅっとその声は風にきえた・・・

つづく